電気工事の拾い出し その5 | 積算代行のニース
top of page

仮想の図面

その6挿し絵(1).jpg

コンセント図です。建物用途は適当。

寸法や凡例など細かい部分は省略します。

現場管理者時代にお世話なった

協力会社から

若手に積算の方法を

レクチャーしてほしいとの依頼を受けた際、

使用したものです。

今回は

配線の拾い出しについて。

その6挿し絵(2).jpg

​↑ ↑ ↑

赤色の線は、

Aさんのキルビメーター軌跡を表しています。

回路ごとに最短距離で拾っているようです。

Aさん曰く、

某出版社の講習会で「最短距離で拾うべし」と

教わったからだそうです。

拾い数量に適切な補正をすれば

​それでよいのかもしれません。

その6挿し絵(3).jpg

​↑ ↑ ↑

Bさんのキルビメーター軌跡です。

配線図のまま忠実に拾っているようです。

方法は間違ってません。

区画処理や支持材のコストは

​気にしていないようですが。

その6挿し絵(4).jpg

​↑ ↑ ↑

実際に施工している様子を書いてみました。

安っぽいCADイラストですが

ご勘弁ください。(笑)

さて、

どのように配線を拾えばよいかについて

特に示しません。

各社さまにマニュアルがあるでしょうから。

じゃあ、あなたのやりかたはどうなの?

と思われた方、

この施工しているイラストから

​想像してみてください。

現場の経験って、拾い出しに必要な要素になるかも。

というお話でした。

(加筆)

この平面図では数量にそれほど差はでません。

もう少し複雑な建築物では

​参考になるかもしれません。

bottom of page