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設計図の一例(2)

建屋と建屋をつなぐ外構工事の一部分です
分かり易くするため
各工種を統合して表記しました。
引込,幹線,外灯,コンセント,通信,防災,防犯・・
それぞれ別の配線図とする場合が多々あります。
(系統図にしか記載がない事もあり厄介)
大規模計画や提出期限の厳しい案件は
拾い出し作業を複数人で手分けしてしますが
その際、ありがちなのは
同じ配管ルートなのに掘削工事を重複したり
まとめられる配管をケーブル個々で計上したり。
施工段階になって
ハンドホールは穴だらけ、埋設シートや埋設標も
重複していることに気がつきます。
担当者が別々なので至極当然なことです。
今も昔も工事監理者は相見積もりをとって
1円でも安い発注を目指します
上記のようなことが原因で
受注に悪影響を及ぼすのは避けたいですね。
手分けして拾い出し作業をすることが
悪いと言っているのではありません。
複数で作業する際
全体を調整することができるリーダーの配置が
望ましいかもしれない。
VE・CD提案や施工管理の工夫も大切ですが
積算段階からの企業努力も必要ですね。

あなたの作った内訳書は
このイラストのような滑稽な状況になっていませんか?
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