電気工事の拾い出し その2 | 積算代行のニース
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​設計図の一例です

その6ネタ.png

とある設計図、

建屋と建屋をつなぐ外構工事の一部分です。

・・・・・

このように各工種を統合して表記する図面は稀で

・構内配電線路

・構内情報通信網

とする場合、

引込・幹線・外灯・コンセント

通信・防災・防犯・諸々・・

それぞれの配線図とする場合などが大半です。

系統図にしか記載がないこともあり

厄介ですよね。

規模が大きな案件、提出期限の厳しい案件は

拾い出し作業を複数人で手分けしします。

​その際、

ありがちなのは同じ配管ルートなのに

掘削工事を重複して計上したり、

まとめて通線できるケーブルを個々の配管で

計上したり。

施工の検討を進める段階で

ハンドホールは穴だらけ、埋設シートや埋設標も

重複していることに気がつく感じでしょう。

積算時に、担当者が別々なので至極当然なことです。

・・・・・

今も昔も

工事監理者・元請は、相見積もりをとって

1円でも安い発注を目指します。

上記のようなことが原因で

受注に悪影響を及ぼすのは避けたいですね。

手分けして拾い出し作業をするのが

悪いと言っているのではありません。

複数で作業する際、

全体を調整することができるリーダーの配置が

望ましいかもしれない。

というお話でした。

VE・CD提案や施工管理の工夫も大切ですが

積算段階からの企業努力も必要ですね。

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あなたの作った内訳書は

​このイラストのような滑稽な状況になっていませんか?

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